注文住宅を検討中の方へ!内装の決め方について紹介します!

2021/08/31(火) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

注文住宅の内装デザインは、コーディネイトのバリエーションが豊富なので悩んでしまいますよね。
「壁紙や床材は何色にしよう」「どんなスタイルにしよう」など、考えるべきことはたくさんあります。
では、豊富な選択肢の中で1つに内装を絞るにはどうしたら良いのでしょうか。
今回は、注文住宅の内装の決め方について紹介します。

□なぜ内装コーディネイトは難しいのか?

1つ目の理由は、先述したように内装のバリエーションが豊富すぎるからです。
建築会社が提案する内装デザインだけでなく、現代はSNSや雑誌などでありとあらゆる内装を閲覧できるようになりました。
テイストひとつとっても、和風、北欧風、ナチュラル、アジアン、ミッドセンチュリーなど、国や時代によって様々な種類に分類されています。
すべてのデザインをチェックして1つに決めるのは至難の技です。

2つ目の理由は、家具家電との相性をイメージするのが難しいからです。
すでにお持ちの家具家電を使い続けるのか、それともお引越しの際に家具家電も一新するのかによっても相性は変わってきます。
内装1つひとつは気に入っているけど、いざお持ちの家具家電を配置するとチグハグな印象になってしまうということもあります。
内装だけでなく家具・家電・インテリア・間取りを含めて、トータルコーディネイトしなければならないのが難しさの理由です。

3つ目の理由は、家族で意見が割れることが多いからです。
人それぞれ理想や好みは異なるため、夫婦で意見が割れる、親子で意見が割れるなどはよくあることです。
意見が割れてしまったときに、どのように1つのデザインに絞るのかが難しいところです。

□注文住宅新築時の内装の決め方

*テイストを決める

先ほど、和風、北欧風などさまざまなテイストを紹介しましたが、まずはこの中から家族のイメージに近いもの1つに絞ります。
部屋全体で統一感のある内装コーディネイトを実現するには、全体的なイメージを決めておくことがとても大切です。
テイストにもさまざまな種類がありますので、1つに絞れない、家族で意見が合わないというときは、お気軽に当社の担当者にご相談ください。

*色を3つ決める

テイストが決まったら、次に内装に使用する色を3色以内に絞ります。
部屋の70パーセントを占めるベースカラー、部屋の25パーセントを占めるメインカラー、部屋の5パーセントを占めるアクセントカラーの3色を決めます。

ベースカラーは部屋の印象を大きく左右する色なので、ホワイトやベージュなどが一般的です。
インテリアは部屋の主役になる色で、ソファやカーテンなどインテリアに使われることが多いです。
テイストに合わせて色を選ぶと良いでしょう。
アクセントカラーは引き締め役なので、ビビッドな色やインパクトのある色が人気です。

*素材を決める

次に内装の素材を決めていきます。
部屋全体の内装を同じ素材で統一するよりも、異素材を組み合わせることでメリハリのある空間になります。

例えば、紙(和紙含む)はシェードや壁、障子などに使われ、柔らかな雰囲気を演出します。
また、金属は窓枠や建具、家具などに使われ、重厚感を生み出してくれます。
このように、テイストと色に合わせて複数の素材を選択していくことで、いきいきとした奥行きのある空間に近づきます。

ただし、異素材を組み合わせすぎるとチグハグな印象になることがありますので、テイストと色をベースにバランスよく取り入れるようにしましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅の内装選びが難しい理由と、内装の決め方について解説しました。
内装は種類が豊富なので1つに決めるのが難しいと思います。
と同時に、これからの新生活に向けて「どんな家で生活したいのか」をイメージするワクワクした時間でもあることでしょう。

当社では、お客様の理想やイメージをしっかりヒアリングさせていただきます。
一緒に素敵な注文住宅を実現していきましょう。