木造住宅の湿気対策とは?木材を濡らす原因についても紹介します!

2022/10/07(金) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆
温もりを感じられることから人気の木造住宅ですが、木材を腐らせてしまう水分には注意が必要です。
今回は、木造住宅の湿気対策や木材が濡れてしまう原因についてご紹介します。
是非参考にしてみてください。

□木造住宅の湿気対策とは

木造住宅全体の湿気対策としては、適切な換気をすることが有効的です。
住宅に換気する機能がある場合は、つけ続けておくと良いでしょう。
定期的に窓を開けて換気すると、風通しが良くなり、湿気を流せます。

また、押し入れを開けたままにしておき、風を当てることで湿気がこもるのを防げます。

住宅の中で湿気が多く、カビが発生しやすい場所は浴室です。
カビの発生を防ぐために、適切な湿気対策を行うようにしましょう。

浴室の湿気対策として、窓を閉めて密閉した状態で換気扇を使用すると効果的です。
窓を開けて換気扇を使ってしまうと、空気が乱れ、湿気が外に出づらくなってしまいます。
また、換気扇を回すだけでなく、お風呂を使用した後に、冷たいシャワーで浴室全体を流すだけでカビが発生しにくくなります。

□木材が濡れてしまう原因とは

木材を濡らす原因は、4つあります。

1つ目は、雨漏りや住宅内からの水分の侵入です。
屋根や壁にヒビが入ってしまうと、雨漏りの原因になり木材が濡れてしまいます。
屋根や窓、換気口などから雨が入ってくる場合があるので注意しましょう。
住宅内でも、台所や浴室、トイレなど水を多く使う場所から水分が侵入する可能性があります。

また、老朽化により、タイルにヒビが入ってしまうと水分が侵入してしまうので、定期的なメンテナンスをすることが重要です。

2つ目は、地下からの水分の侵入です。
地面には、水分が含まれている為、床下設備を設置していないと、水分が侵入してしまいます。
床下空間に設置した換気口に湿気対策がされていない住宅の場合、床下の木材を濡らすことになるので注意しましょう。

3つ目は、生活の中で発生する水分の侵入です。
人間は1日に大量の汗をかき、洗濯物や浴室からの水分が蒸発します。
このように生活している中で、水分が発生し木材を濡らすこともあります。

4つ目は、結露による水分の侵入です。
室内の空気と、外の温度差により窓や壁に結露が発生してしまいます。
季節関係なく、様々な場所で発生する可能性があるので注意しましょう。

□まとめ

木材住宅の湿気対策は、定期的に窓を開けて空気の通り道を作り、換気することが大切です。
適切な換気を行い、カビが発生するのを防ぎましょう。
注文住宅やリフォームでお困りの方は、是非当社までご相談ください。

1ページ (全14ページ中)