吹き抜けの防音対策法とは?最高の吹き抜けにするポイントもご紹介!
こんにちは! 京都の別所工務店です☆
注文住宅の代表的な間取りと言えば、吹き抜けですよね。
吹き抜けは開放的でおしゃれな空間を生み出せるため、多くの人気を集めています。
しかし、吹き抜けにすることで1階と2階それぞれの音が筒抜けになってしまうのも事実です。
そこで今回は、吹き抜けの防音対策法についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
□吹き抜けの防音対策方法をご紹介!
設計する際にできる防音対策法を2つ紹介します。
1つ目は、腰壁の上に建具を入れこむことです。
腰壁とは、床から腰の高さ程度まで張ってある壁で、普通の壁とは別で仕上げられています。
また、建具とは、空間をあけたり閉めたりできる扉やふすま、窓などの可動部分と、それらに付随する枠の総称です。
つまり、壁や窓などで完全に空間を遮断するのではなく、半分ほど空いた部分を残しておくということです。
少しでも空間を遮断することで音は通りにくくなるので、防音対策になります。
また、吹き抜けが生み出す開放感も生かしたままにできます。
2つ目は、壁の素材を防音性が高いものにすることです。
防音性の素材を使用することで、室内に良く響く低い声も聞こえにくくなります。
ただし、一般的な壁の素材よりも機能性が上がる分、値段が高くなることに注意しましょう。
□最高の吹き抜けにするその他の方法とは?
吹き抜けには、空気を循環させにくいことや、においが拡散しやすいなどのデメリットもあります。
これらを改善することで、吹き抜けは最高に機能するのです。
具体的な改善方法を以下で説明します。
*空気が循環しにくい点を改善する方法
床暖房を取り入れましょう。
空気には、温度が低いと下降し、温度が高いと上昇する性質があります。
この性質は夏には影響しませんが、冬には大きく影響してきます。
暖房をつけても床付近が冷たいため、体が温まらないという現象が起きるのです。
床暖房を設置すれば足先を温められるため、冬も快適に過ごせます。
*においの拡散する点を改善する方法
キッチンの間取りを工夫することです。
においの原因の多くは、キッチンでつくる料理によるものです。
そのため、吹き抜けの真下にキッチンを設置しないことで、においを上の階に上昇させないことが大切です。
また、キッチンの近くに24時間換気システムを設置すれば、よりにおいが充満しにくくなりますよ。
□まとめ
今回は、吹き抜けの防音対策法やその他のデメリット改善法についてご紹介しました。
音、空気の循環、においの2つを対策・改善することで、最高の吹き抜けを実現できますよ。
吹き抜けの住宅を建ててみたい方は、ぜひ当社までご相談ください。