ウッドデッキで失敗しないためには?注文住宅をお考えの方に向けて!

2021/09/06(月) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

洗濯物を干したり、日光浴をしたり、さまざま用途に使えて便利なウッドデッキ。
見た目もおしゃれなため、注文住宅への導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
メリットも多いウッドデッキですが、中にはウッドデッキで失敗した方もいらっしゃいます。
そこで今回は、ウッドデッキの失敗例と失敗しないためのポイントを見ていきましょう。

□注文住宅のウッドデッキの失敗事例

*木材の種類の失敗

ウッドデッキの木材の種類を検討せずにウッドデッキを購入してしまったことで、すぐにダメになってしまったという失敗です。
木材は種類によって、それぞれ特性が異なります。
地域によっては気候に不向きの木材もあるため、腐敗や劣化、不具合が生じてしまうことがあるようです。

*メンテナンスが面倒

ウッドデッキは木材なので、水気や湿気にさらされると腐敗してしまいます。
雨や湿気が多い季節にメンテナンスを怠ったことで、腐敗が進んでしまったという声もあります。
ウッドデッキを長く安全に使用したい場合は、定期的に正しいメンテナンスが必要です。

*目隠しの設置を忘れていた

ウッドデッキを設けても、使いにくければ意味がありません。
エクステリアを開放的にしてしまい、家の前を歩く人や近隣の家からウッドデッキが丸見えになっていることがあります。
そうすると、リラックスしてウッドデッキでくつろぐことができず、徐々に使用頻度が下がってしまうでしょう。
また、太陽の直射日光対策をしておらず、夏は暑すぎて使用できないという失敗もあるようです。

□ウッドデッキの失敗を回避するためのポイント

1つ目は、使い道を明確にしておくことです。
リビングの延長線上として第二のリビングとして使うのか、洗濯物を干す場所として使うのか、お子様やペットの遊び場として使うのか、などご家庭にあった用途を明確にしておきましょう。
使い道のイメージが沸かなければ、それほど必要ない可能性が高いです。
また、使い道を明確にしておくことで、徐々に使用頻度が下がり使わなくなるという事態を避けられます。

2つ目は、素材を慎重に選ぶことです。
ハードウッドの木材であれば、初期コストは高くなりますがその分、メンテナンスにそれほど手間がかかりません。
また、耐久性も高く20年近く長持ちするものも存在します。
さらに、人工木であれば腐敗の心配がなく、コストパフォーマンスや耐久性に優れています。

3つ目は、1年中使えるようにすることです。
近年の日本の四季は、夏や冬が長くなり、快適に外で過ごせる日数が短くなってきています。
夏の暑さ対策や冬の暑さ対策が施されていないと、ウッドデッキを快適に使える期間がほんのわずかになってしまいます。
そこで、屋根の軒を長めにして夏の高い太陽の光が入らないようにしたり、冬にストーブを置けるスペースを用意したりといった工夫があるといいですね。

□まとめ

今回は、注文住宅をお考えの方に向けて、ウッドデッキの失敗例やその対策ポイントを紹介しました。
デザイン性と便利さを兼ね備えたウッドデッキですが、慎重に検討しないと後悔しかねません。
ライフスタイルや予算と相談しながら優先順位を決める必要があります。
注文住宅のプランニングは、お気軽に当社までご相談ください。