子供部屋は必要?子供部屋がないことのメリットとデメリットについて解説します!

2023/03/03(金) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆
注文住宅は理想を実現できるとは言いますが、完全に実現しようとすると予算内におさめることは難しいですよね。
当初予定していた子供部屋を無くそうと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、子供部屋がないと、子供に悪影響が出ないか心配になりますよね。
そこで今回は、子供部屋がないことのメリットとデメリットをまとめました。
ぜひ参考にしてください。

□子供部屋がないことのメリットとは?

子供部屋がないことのメリットについて、親の視点、子供の視点それぞれからご紹介します。

*親にとっての2つのメリット

1:家づくりでコスト削減できる
家づくりは、床面積を小さくするほど建設コストが小さくなります。
子供部屋がなければ家もコンパクトに設計できるため、コストを削減できるのです。

2:子供がパラサイト化しにくくなる
パラサイト化とは、社会人になっても自立せずに親と同居することを指します。
近年は老後の年金問題が顕著化し始めており、いつまでも社会人になった子供の世話をし続けるわけにはいかないでしょう。
子供部屋がないことは子供の「親元を離れたい」という欲求を強くさせるため、社会的自立をスムーズに促せます。

*子供にとってのメリット

メリットは、自立心が育まれることです。
1人の空間が物理的に手に入らない環境の中で育つことで、子供に自然と「家を出て1人の空間を手に入れる」という気持ちが芽生えます。

□子供部屋がないことのデメリットとは?

子供部屋がないことのデメリットについて2つご紹介します。

1:自己管理がしづらい
子供部屋があると、子供は自分で私物を管理したり片づけたりするようになります。

一方、親と同じ部屋で生活するとなると、子供が私物を自己管理する機会よりも親が管理する機会のほうが多くなってしまいがちです。
「自分の物は自分で管理する」という教育を徹底しないことには、子供の自己管理能力を養うのは難しいでしょう。

2:ストレスがたまる
家族と喧嘩したり外で辛いことがあったりしたら、1人になりたいと思いますよね。

しかし、そんな時にも常に誰かが同じ空間にいると、誰しもストレスがたまるでしょう。
それは子供にとっても同じことです。
ストレスをため過ぎないよう、子供を1人にする機会を適度につくる必要があるでしょう。

□まとめ

子供部屋がないことのメリットは「家づくりにおけるコスト削減」や「子供のパラサイト化の防止」などがあります。
その一方で、デメリットとして「自己管理しづらい」、「ストレスがたまる」などがあることも知っておきましょう。
これらの情報が、理想の家づくりの参考になりましたら幸いです。

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