注文住宅の予算の決め方とは?予算オーバーした時の対処法もご紹介!

2022/05/07(土) お家づくり解説

こんにちは! 京都の別所工務店です☆

「注文住宅の予算を決めるときに注意すべきことはなんだろう」
このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、注文住宅の予算の決め方と、予算オーバーした時の対処法をご紹介します。
気になる方はぜひ参考にしてください。

□注文住宅の予算の決め方とは?

まず、注文住宅の予算の決め方を紹介します。

最初に、頭金として自己資金をいくら用意できるかを考えましょう。
頭金の使用用途としては、住宅ローンの頭金、住宅ローンを実行する前に支払いが発生するのでその際のお金にあてましょう。
自己資金として考えられるものとしては、手元にある貯金と、生前贈与などによる親からの援助、現在家を所有している場合は住んでいる住居を売却した後に残るお金などです。

ただし、子供の教育資金など、残しておかなければならない貯蓄は安易に取り崩さないようにしましょう。
その他にも、将来や万が一のことがあったときに残しておきたい貯蓄としては、病気や災害が起きた時のための費用や、介護費用などです。
これらの費用を、自己資金から差し引いて、ローンの頭金の金額を決めましょう。

続いて、住宅ローンの借入可能額、月々の返済額を考えましょう。
一般的に、年収の25%以内が、返済に無理が生じない額だと言われています。
例えば、年収400万円の方であれば、年間返済額は100万円程度、月々に8.3万円ほどが目安です。
借入可能額は、2700万円前後と考えておくと良いでしょう。

続いて、土地代と建築工事の費用のバランスを考えましょう。
これらは、4対6か3対7程度で考えることをおすすめします。
土地にお金をかけすぎると、満足できる家づくりができないという失敗に陥るので、予算を考えるときにバランスを決めておきましょう。

以上が、予算を考える際の流れです。

□予算オーバーした時の対処法について

続いて、予算オーバーした時の対処法を紹介します。
まず、コストカットしても良い部分は設備機器です。
最新のキッチンやトイレ、バスルームを使おうと全て最新のものにしてしまうと、かなり値段が高くなってしまいます。
機能的に劣らないものは、グレードを落とすことを検討しましょう。

しかし、このとき、柱や梁などの構造部分は絶対に削らないようにしましょう。
住宅の安定性や安全性に関わるからです。

間取りや建築面積の削減は、他の部分のコストカットをしたあと、それでも予算オーバーしているというときの最終手段にしましょう。

□まとめ

この記事では、注文住宅の予算の決め方と、予算オーバーした時の対処法をご紹介しました。
満足できる注文住宅にするためには、お金をかける部分とそうでない部分をよく考えて設計することが大切です。
当社では、住宅に関する様々なアドバイスをいたしますので、お困りの方はぜひ一度ご相談ください。

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